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2022.11.08

子ども食堂を通じて 地域のコミュニティを作りたい – ふれ愛食堂 五月晴れ(新潟市中央区)

新潟市中央区二葉町にある施設「ゆいぽーと」で毎月第1・3・5木曜日の午後5時から弁当配布を行っている「ふれ愛食堂 五月晴れ」。代表の浅間五月さん(写真左)にFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました。

上村 いつから子ども食堂を始めましたか。
浅間 2020年3月、新型コロナウィルスの感染が拡大した頃にスタートしました。
上村 それは大変でしたね。
浅間 現在も感染の予防に気を付けながら予約制でお弁当配布を続けています。コロナが落ち着いたら、みんなでテーブルを囲んで温かい食事を楽しみたいです。

上村 約2年半経ての感想は。
浅間 最初はお弁当を配るだけでしたが顔見知りになると「おいしかった」「おかずの作り方教えてください」など声を掛けてもらえるようになりました。2年半で子どもたちも大きくなってママのお弁当も持って帰るなど、成長をうれしく感じます。
上村 思いやりの気持ちが育ったと思うとほっこりしますね。

上村 最近、イベントを行ったそうですね。
浅間 「こどものいばしょ応援プロジェクト」に新米でおにぎりを作って食べる企画書を送り、助成金をいただいて実現しました。
上村 皆様からの寄付が活用されました! これまでのお弁当提供とは違う形の支援ですね。どうしてこのような企画を思いついたのですか。
浅間 子ども食堂を運営する中で子どもたちのためにできることは何かと考えて、仕事で帰りの遅いお母さんやお父さんのために子どもたちが自分でご飯を炊くことができたらいいなと思ったんです。
上村 子どもたちは楽しんでいましたか。
浅間 あまりお手伝いをしたことのない子どもたちはご飯を炊くこともおにぎりを作ることも初体験でした。炊飯器で炊いたご飯と羽釜で炊いたご飯の食べ比べをしたり。とても喜んでくれました。
上村 忘れられない経験になりましたね。私も子どもの頃、近所のおばあちゃん家でちまきを作ったりしましたね。
浅間 いいですね。「ふれ愛食堂 五月晴れ」も子どもや高齢者、さまざまな人が集まる地域のコミュニティになるように活動を続けていきたいと思っています。新型コロナウィルスの様子を見ながら今回のようなイベントを考えています。

●ふれ愛食堂 五月晴れ
毎月第1・3・5木曜日 午後5時~
会場 新潟市ゆいぽーと(新潟市中央区二葉町)
内容 お弁当配布(予約制)
問い合わせ 080-8872-9311(浅間五月さん)


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