秘密基地みたいに自由に過ごせてワクワクできる場所に―「oh!gata(オーガタ) みつばちの巣箱」
新潟市東区豊の福祉施設の地域交流スペースで毎月第2・4土曜日に開催される「oh!gata(オーガタ) みつばちの巣箱」。代表の迎(むかえ)麻規子さん(写真左)にFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました
◇ご縁をつないできた人たちに 背中を押してもらってスタート
上村 ユニークな名前の子ども食堂ですね。
迎 大形を名前に入れたくて。アルファベットにしたのは「oh!gata」のoh!が子どもたちがバンザイしているイメージなんです。大形小学校の児童会子の名前が「みつばち」なので巣箱は帰ってくる場所、たくさんの人たちの居場所という意味で名づけました。
上村 2021年10月に準備期間2カ月でオープンしたそうですね。
迎 大形小学校の地域教育コーディネーターや見守りボランティアを長くやってきた中でたくさんの人たちとご縁がつながっていって。「子どもたちの居場所を作りたい」とちょっと話を聞きにいったのが2021年8月末です。そうしたら皆さんが「やるしかないんじゃない」と背中を押してくださり、あれよあれよという間に始まりました。
◇子どもたちの自立心を育てる 自由で楽しい、子ども食堂
上村 チラシに“ちょっと変わった子ども食堂”とあります。
迎 子ども食堂は困っている子を救済するイメージがありますが、私は子どもたちが自由に過ごせて秘密基地みたいにワクワクする場所が作れたらいいなって。最近、子どもたちに「お店をやって」って言われて「自分たちでやってみたら」と話したことからお店づくり計画が動き出しました。何でもやってあげるのではなく、子どもたちが「こんなことやってみたい!」って夢を広げていけるように常に「やってみたら!」「失敗してもいいんだよ」と言っています。失敗してもまたやる気を起こさせるような自立心を育てたいです。
上村 面白い! 今後の活動が楽しみです。
迎 来年度は子どもだけでなく、忙しいパパとママが元気になれるような取り組みを考えています。私自身3人の子どもの子育て中に何もできなかったから「できなくていいんだよ」って言ってあげられる場所にしたいです。小さな悩みでも何でも気軽におしゃべりできてパパとママの心が軽くなると良いと思います。
●oh!gata(オーガタ) みつばちの巣箱
毎月第2・第4土曜日 11:00~14:00
会場 はあとふるあたご地域交流スペース(新潟市東区豊2-7-44)
内容 会食(予約制で子ども100円、大人200円)、遊びの会
問い合わせ 090-3043-6580(迎さん)