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2024.05.30

学生主体の子ども食堂。課題は活動の継続性 ― そらいろ子ども食堂(新潟市中央区)

子ども食堂から

新潟市中央区の白新コミュニティハウスで活動している「そらいろ子ども食堂」。
代表 山田美織さん(写真右)、副代表 堀口梨月奈さんに、FM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました(2024年5月30日 新潟日報 朝刊掲載)。

代表 山田さん(写真右)、副代表 堀口さん

 

◇大変だけど「楽しい」が大きい 学生主体で活動する子ども食堂

上村:
2016年10月からスタートしたこちらの子ども食堂は学生が運営しています。

山田:
現在、新潟県立大学と新潟青陵大学の学生29人に高校生や他大学の学生、地域の皆さんもボランティアとして参加しています。

堀口:
運営委員は元気で明るく、大人の参加者さんから「皆さんの活動から元気をもらえる」など、うれしい言葉もいただいています。

上村:
学業と子ども食堂の活動の両立させるモチベーションは。

山田:
大変ですが、活動を通してたくさんの出会いがあり、大変と思う以上に楽しい気持ちが大きいです。将来は子どもや食に関わる仕事ができたらと思っています。

堀口:
授業では体験できない、子どもや地域の人たちとの交流は刺激や学びになっています。私も将来は子どもに関わる仕事に就きたいです。

上村:
頼もしいです!

 

◇一緒に楽しく活動しませんか! 運営委員・ボランティア募集中

上村:
月2回の活動内容を教えてください。

山田:
第1土曜は会食と遊び。運営委員が献立を考え、調理。参加者さんと一緒に食事をして、一緒に遊びます。
第3日曜は食材配布をメインに会場に遊びのコーナーも設けています。
会食は予約制。SNSで告知を行い、参加者を募集します。

堀口:
会食後の遊びは輪投げやボウリング、工作など毎回、違う遊びを考えます。
先月は「昔の遊び」をテーマにけん玉やあやとりをしました。

「そらいろ子ども食堂」食事をする様子。かわいく盛り付けられたオムライスなどの写真

上村:
今後の目標を聞かせてください。

山田:
地域のお子さんからお年寄りまで、誰もが楽しいと思ってもらえる子ども食堂が目標です。
学生主体で運営しているため活動の継続性が課題です。新入生とボランティアスタッフ募集中です。

堀口:
本当に楽しいのでぜひ1度、遊びに来てください。
車を所有する運営委員が少なく、食材の買い出しが大変です。地域のボランティアさんのお力をお借りできたらうれしいです。

 

●そらいろ子ども食堂
毎月第1土曜 17:00~20:00 会食(予約制)
毎月第3日曜 15:00~16:00 食料配布
会場 白新コミュニティハウス(白山浦2-180-3)
料金(会食) 大人200円、高校生以下100円、未就学児無料
問い合わせ 080-5824-6026(専用ダイヤル) または LINE
※専用ダイヤルはつながりにくい場合がございますので、可能であればLINEにてお問合せください。


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