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2024.06.27

ご飯を食べる、勉強する、遊ぶ。好きに過ごせる子どもの居場所 ― 地球の子供食堂と宿題Cafe(新潟市東区)

子ども食堂から

新潟市東区役所3階で活動する「地球の子供食堂と宿題Cafeひがしく店」。
店長の山田芽衣さんにFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました(2024年6月27日 新潟日報 朝刊掲載)。

店長の山田芽衣さんとFM-NIIGATA上村知世さんの写真
 

◇毎日開催だから利用しやすい 国内最大級の子ども食堂

上村:
2021年「地球の子供食堂と宿題Cafe」ふるまち本店を開設したNPO法人「リリー&マリーズ」が、5月にひがしく店をオープンしました。

山田:
建設会社水倉組さんから東区役所3階の未利用スペースを福祉活動に使いたいとお声掛けいただき、ふるまち本店と同じ毎日開催(水曜定休)の子ども食堂を提案しました。

上村:
子ども食堂では国内最大規模とか。

山田:
テナント店舗を含めて300坪あり、広いカフェスペースやゲーム・絵本・マンガが楽しめる畳コーナーほか、トランポリンや楽器で遊ぶことができます。ステージもあります。

上村:
毎日16時から20時まで営業しているから、たくさんの人が利用できますね。こちらの子ども食堂の大きな特徴です。

山田:
子どもの登録数は350人超えました。食事は中学生まで無料で提供しています。子どもたちには学生ボランティアが学習支援を行います。メインの利用者は小学生高学年ですが、勉強をしている中学生や部活帰りに夕飯を食べていく高校生もいます。

 

◇子どもたちの第3の居場所に 活動を支えるサポーター募集中

上村:
オープンから1か月が過ぎて大変なことは何ですか。

山田:
毎日営業しているので食材をはじめ、何かとお金がかかります。地域の企業のご寄付や、月々1,000円からの継続サポーターのご協力をお願いしています。地域の方に寄付で活動を支えていただき、一緒に子どもの居場所を作っていきたいと考えています。

上村:
子ども食堂への思いを聞かせてください。

山田:
学校でも家でもなく、いつでも気軽に来て、心が落ち着く場所にしたいと思っています。勉強をしたり、遊んだり、何もしなくても。好きに過ごせる場所があるといいですよね。

上村:
子どもたちの第3の居場所ですね。

山田:
はい。ここでは食後の食器は自分で洗うルールなので「うちではそんなことしないのに!」と驚く保護者も多いです。
違う学校の友達や学生ボランティアとの交流など、子どもたちには家や学校ではできない体験を楽しんでほしいです。

「地球の子供食堂と宿題Cafeひがしく店」食器を洗う子供たち

 

●地球の子供食堂と宿題Cafe ひがしく店
毎日 16:00~20:00(水曜日定休)
会場 東区役所3階(東区下木戸1-4-1)
料金(会食) 中学生まで無料 高校生300円 保護者500円
問い合わせ 025-364-1037


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