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2025.08.28

多文化・多世代が交流できる、地域のあたたかな居場所を目指して―ネオアス地域食堂(新潟市東区)

子ども食堂から

新潟市東区のあたごの杜 大山台で毎週金曜に開催する「ネオアス地域食堂」。
代表の土橋伸也さんにFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました。(2025年8月28日 新潟日報 朝刊掲載)


代表の土橋伸也さん(写真左)とFM-NIIGATA上村知世さん

 

◇国籍や世代を超えて 誰もが安心できる居場所に

上村:
昨年、2024年10月に土橋さんが理事長を務めるNPO法人Neoアスビレッジを設立したきっかけは。

土橋:
今まで子どもに関わる活動を行ってきた中で、海外にルーツを持つ人たちが困りごとを抱え、災害時には孤立してしまうことがありました。国籍や世代を超えて、困っている人を助けたいという思いから多文化・多世代が交流できる居場所を作ろうと始めました。

上村:
ことしの1月からスタートした「ネオアス地域食堂」の活動内容を教えてください。

土橋:
毎週金曜の午後3時から学習支援。今月は夏休み中の工作体験も。午後5時から7時まで会食です。多世代が集まる居場所を目指して地域食堂と名付けました。

上村:
参加人数は。

土橋:
約40人です。「水だけ飲みに来たよ」と遊びに来る子もいます。

上村:
素敵な居場所になっていますね(笑)。毎週開催するのは大変そうです。

土橋:
「ここに来れば誰かがいる」という居場所にするには月1回の開催では広がらないと思い、毎週開催しています。

【ネオアス地域食堂】食事をする様子

 

◇気軽に遊びに来てほしい! 学生ボランティアも募集中

上村:
今、必要としていることは何ですか。

土橋:
皆さんの寄付やボランティアから成り立っているのでご協力いただけるとありがたいです。学生のボランティアも募集中です。

上村:
今後の目標を聞かせてください。

土橋:
地域の人たちと仲良くなりたいので商店街との合同イベントができたらいいな。キャンプイベントもやりたいです。Neoアスビレッジでは地域食堂のほかに海外にルーツを持つ人を講師に招いて料理を楽しむ「みんカフェNeo」も開催。どちらも「ちょっと誰かと話したい」「ご飯を食べたい」「新しい文化や人と出会いたい」など、興味を持ったら気軽に遊びに来てください。

上村:
ネオアス地域食堂やみんカフェNeoへ参加したいときはどうすればよいですか。

土橋:
予約制なので電話またはインスタグラムで申し込みください。ホームページのお問い合わせからも受け付けています。

上村:
人との出会いや他国の文化に触れると自分の世界が変わりますよね。たくさんの人に参加してほしいと思います。

土橋:
Neoアスビレッジでは活動メンバーを募集中です。私たちの活動に共感した方は一緒にやってみませんか。

 

●ネオアス地域食堂
毎週金曜 15:00~19:00(会食は17:00~)
会場 あたごの杜 大山台(新潟市東区大山2-13)
内容 学習支援、会食
料金 子ども無料、大人300円(予約制)

【問い合わせ】
電話番号:025-367-7436(NPO法人 Neoアスビレッジ)
ホームページ:https://neoasuvillage.or.jp/
インスタグラム:NPO法人 Neoアスビレッジ(@neo_asuvillage)

 


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