大人も子どもも「そのままでいい」「大丈夫」と思ってほしい―トーキョーコーヒー@新潟市東区(新潟市東区)
新潟市東区で毎週火曜に開催している「トーキョーコーヒー@新潟市東区」。
主宰の小泉美穂さんにFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました。(2024年10月31日 新潟日報 朝刊掲載)
◇学校に行かない選択をした子と大人が楽しく過ごせる場所
上村:
ユニークな名前の由来は。
小泉:
トーキョーコーヒーは登校拒否(トウコウキョヒ)の文字を入れ替えたアナグラムです。今、学校に行かない選択をした子どもが約30万人いる中で、まずは大人が子育てや教育を考える、そんな居場所づくりを全国で500カ所作ることを目指している取り組みです。
上村:
小泉さんが始めたきっかけは。
小泉:
トーキョーコーヒーが立ち上がる前から代表の吉田田タカシさんの活動をインスタグラムでチェックしていました。2022年5月にトーキョーコーヒー発足の呼びかけがあり、8月の学ぶ会に参加して9月から自宅を拠点に開始しました。
上村:
行動が早いですね。
小泉:
当時、小学校入学前の長男が学校に行かなくなるんじゃないかと悩んでいました。もし、行かない選択をしたときに「大丈夫」と言えるように。自分の心構えとして始めたんです。
◇「そのままでいい」から安心 新潟で活動を広げていきたい
上村:
活動内容を教えてください。
小泉:
毎週火曜10時から15時まで自宅を開放してお昼ご飯を一緒に食べ、私がヨガ講師なのでヨガをしたり、これからの時期は干し柿を作ったりします。月1回、阿賀町三川で野外活動も行っています。
上村:
干し柿作り!渋いですね。拠点ごとに自由な活動なんですね。
小泉:
私はみんなで楽しめそうなことをやっています。今は大人も余裕がないから大人が楽しく遊ぶ姿を子どもに見せたいと思っています。子どもは一緒に遊んでも好きにしていい。子どもも大人も私も「そのままでいい」場所で、「大丈夫」と思ってもらえたらいいなと思います。
上村:
安心できますね。参加条件は。
小泉:
誰でもOK。子ども、子育てが終わった人、独身の人、学生にも来てほしい。
新潟はトーキョーコーヒーを知らない人が多いので、活動メンバーが増えたらうれしいです。
活動内容や参加の申し込みはトーキョーコーヒー13ゴルゴ@新潟市東区のインスタグラムをチェックしてください。
●トーキョーコーヒー@新潟市東区
毎週火曜 10:00~15:00
会場 牡丹山のおうち(新潟市東区牡丹山2の小泉さん宅)
料金 大人1000円、子ども無料(予約制・内容によって追加あり)
※毎月1回、阿賀町三川で野外活動あり
問い合わせ 090-2433-0229(小泉さん)