2022.08.03
海岸清掃と子ども食堂 楽しい活動で間口広く – さくら食堂(新潟市西区)
新潟市西区五十嵐の内野浜海水浴場で、毎月第2土曜日に「さくら食堂」が開かれています。
2020年に地元の海岸をきれいにしようと海岸清掃を始めた際に、朝ごはんがあれば交流の輪が広がるのでは、という意見があり、移動式の子ども食堂として朝食を出すようになったのだそうです。この日は約80人の親子らが参加し、海岸清掃をした後に、冷やしとろろごはんがふるまわれました。
毎月の清掃できれいな砂浜ですが、冬の荒れた時期には漁網などの大きなごみが打ち上げられるのだそうです。
無料で朝ごはんの提供を続けるには、試行錯誤が続いたそうです。それでも「ご飯があると場がなごみますよね」と代表理事の綱本麻利子さんは話します。
回数を重ねるうちに他の団体とも一緒にいろいろな活動をするようになったと、。この日は「にいがたヨガ協会」とコラボして、砂浜でのヨガやビーチフラッグスなども行われました。
綱本さんは「幅広い活動をすることで間口が広くなり、いろいろな人が参加できるようになると感じています」と話していました。
<さくら食堂>新潟市西区五十嵐の内野浜海水浴場で、毎月第2土曜日の午前8時から。無料。主催の一般社団法人SmileStoryではさくら食堂のほか、集会所などで移動式の子ども食堂として「カンシチ子ども食堂」も実施している。