子ども食堂への寄贈活動は創業当時からの理念とつながっている ― 亀田製菓
こどものいばしょ応援プロジェクトパートナーの亀田製菓が、子ども食堂にお菓子を寄贈しました。同社で贈呈式が行われ、同社広報でアルビレックスの新潟レディースのブラフ・シャーン選手にFM-NIIGATA上村知世さんがお話を聞きました。
(2024年3月28日 新潟日報 朝刊掲載)
◇子どもたちに喜びを届けたい 年間約1万袋のお菓子を寄贈
上村:
亀田製菓では、いつからこども食堂への寄贈を始めたのですか。
シャーン:
2020年4月からフードバンクにいがたを通じて定期的に行っています。現在、年間約1万袋のお菓子を贈っています。
上村:
寄贈のきっかけを教えてください。
シャーン:
子どもの貧困や食品ロスといった社会が抱える課題を解決したいという思いがありました。当社は戦後間もない食糧難の時代に「生活に喜びと潤いをお届けしたい」と、水あめの製造を始めた経緯があります。子ども食堂への寄贈活動は、当社の創業当時からの理念とつながっているんです。
上村:
子どもにとってお菓子は特別なものですよね。喜んでいる子どもたちがたくさんいると思います。
◇元気と自分らしさを大事に大切に! お菓子もたくさん食べて!
上村:
寄贈しているお菓子を教えてください。
シャーン:
「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」、「無限エビ」などの主力商品のほか、ロングセラーの「こつぶっこ」や「白い風船」などです。
上村:
シャーンさんはどれが好きですか。
シャーン:
「白い風船」です。低カロリーでアスリートにもってこいのお菓子です。
上村:
なるほど!
亀田製菓のこども食堂への支援活動についてどのように思いますか。
シャーン:
新潟県はこども食堂に力を入れているイメージがあります。入社してから当社の活動を知って、選手としても社員としてもとてもうれしく、誇りに思っています。
上村:
子どもたちへメッセージをお願いします。
シャーン:
サッカー教室で出会う子どもたちから元気をもらっています。元気で自分らしさを大切に育ってほしいです。お菓子もたくさん食べてもらえたらうれしいです。